糖の処理能力を上げるために必要な運動

有酸素運動は現在余っている血糖値や脂肪を消費する事はできるのですがそもそもの糖が余る原因でもある「糖の処理能力の衰え」を改善するには筋肉量を増やす必要が出て来ます。
筋肉を増やす事ためには無酸素運動を行う必要があります。筋肉が増えると基礎代謝が上がるので、何しなくても消費できる糖の量が増え、血糖値が上がりにくくなります。

ですが心臓が弱い人や高齢者の場合など、通常の無酸素運動を行うと血圧が上がる事や心臓に負担がかかるなどの事故防止のために避けなければなりません。この場合、可能であれば無酸素運動の代わりとして加圧トレーニングを行うのが有効です。

加圧トレーニングとは「適切に血流を制限した状態で行うトレーニング方法」のことです。

引用:加圧トレーニングオフィシャルサイト

加圧トレーニングは少ない負荷で筋肉を鍛える事ができ、リハビリなどへの応用も研究されていますが注意点として、機材が必要な事、圧のかけ方の見極めは有資格者でなければ出来ないため自己流で行う事はできず、ジムなどから有資格者の指導を受ける必要があります。

加圧トレーニングを行えない場合、比較的安全に行えるトレーニングとしてはスクワットがあります。

スクワットを行う時、主に以下の筋肉を使用します。
・大腿四頭筋(太もも)
・ハムストリングス(太ももの裏 )
・大殿筋(お尻)

下半身の筋肉は大きいので、ここを鍛える事で効率良く筋力を高めて基礎代謝の向上が図れます。筋力が衰えていてスクワットが出来にくい場合、シニア向けのスクワットの解説動画などもありますので参考にしてみるとよいでしょう。

高齢者向けスクワット体操

ポイントとしては、少しずつでもいいから継続する事です。一時的に体に負担をかける事で消費できるのはその時余っている糖だけです。運動する事の意味は現在余っている糖を消費する事より、糖の処理機能の向上であると心得ましょう。