中性脂肪の”低い”とはどれ位か?

中性脂肪が低いと考えられる基準値

中性脂肪の量は数値化されており、血液中に含まれる中性脂肪の量によって測定されます。
中性脂肪の量を判断する値は以下の表のとおりです。

29以下低中性脂肪血症
30~149正常
155~299軽度高中性脂肪血症
300~749中等度高中性脂肪血症
750高度高中性脂肪血症

参照元:j.フロント健康組合

中性脂肪の値が基準値を下回り、29ml/dl以下になった場合、『低中性脂肪血症』と判断されます。

中性脂肪値が低い理由

その① 過度なダイエット
中性脂肪が低い原因として女性に多いのが「ダイエット」です。中性脂肪は脂質の一種で、特にダイエットをしている女性に敬遠されます。食事制限を行う際、真っ先に摂取を控えるのが「脂質」や「糖質」ではないでしょうか。サラダばかり摂取したり、極端に油を制限したりしようとすると十分なエネルギーが摂取できなくなってしまいます。

成人女性の一日に必要なエネルギーは全体の20~30%となっており、脂質も摂取していく必要があるのです。ダイエットによる過度な脂質の制限によって、中性脂肪値が低くなってしまいます。

その② 過度な運動
その①で挙げたダイエットと同じく、過度な運動もまた中性脂肪値を低くする原因となっている可能性があります。適度な運動は健康のために良いものですが、アスリートのようにストイックで過度な運動を日常的にしている場合、注意が必要です。

運動によって消費されるエネルギーを中性脂肪で賄うのですが、摂取量よりも消費量が上回るとエネルギーとして貯めこむことが出来なくなってしまいます。またダイエットと平行して運動を行っている場合も注意が必要です。普段から食事を制限している状態で運動も行うと、体内のエネルギーが不足しまうため健康を害する恐れがあります。

その③ 遺伝
中性脂肪が低い理由の一つとして考えられるのが「遺伝」です。とくに食事制限をしているわけでもないのに中性脂肪値が低い場合は、遺伝的な要因を考えてみても良いかもしれません。中性脂肪が低いのは一度に限ったことなのか、両親や身内に同じように中性脂肪値が低い人がいないのか。中性脂肪を消費しにくい体質の可能性が考えられます。